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2010年7月13日 (火)

悲しいけど、現実なのよね

船舶職員養成の学校を調べていました。

様々な学校の統廃合が進んでおりますが、この波は船舶業界も例外ではありません。

私が某船舶職員養成大学校を卒業してからでも、かれこれ経ちますが、どう変わったのでしょうか・・・

 

かつての『海員学校』は『海上技術学校』や『海上技術短期大学校』と名を変えました。

沖縄の海上技術学校は閉校したようです。

私が知る限りでは、以前は、福岡県の門司・岡山県の児島・新潟県の村上・香川県の粟島などに海員学校がありましたが、これらはずいぶん前に廃校になっています。

 

東京の商船大学と水産大学は統合され、東京海洋大学になりました。

神戸商船大学は神戸大学の一学部となりました。

水産大学校は農林水産省所管から独立行政法人となりました。

しかし事業仕分けの対象となり、廃校の道をたどるかと思われましたが、どうやら生き残ったようです。

 

水産高校も、統廃合や廃校の道をたどったところも多いようです。

普通科高校と統合されたがために、練習船を手放した学校もあるようです。

商船高等専門学校は数を保っているようですが、工業高等専門学校と統合したところもあるようです。

 

上記の学校を卒業したところで全員が船員になるわけではなく、実際に船員になる人数は減少の一途をたどっています。

そのため、船員養成教育の意義自体が問われるようになっています。

近い将来、船員養成は、国の教育方針の中から外れる可能性もあるのでしょうか・・・

 

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