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2012年2月25日 (土)

海技士(機関)試験例題 その27

例題:

温度計や温度センサーについて説明してください。

 

バクゼンとした質問ですが、ご了承ください。

説明すべき内容は、種類・作動原理・用途例などです。

種類は、

・アルコール温度計

・水銀温度計

・測温抵抗体

・熱電対

この4つが主だと思われます。

 

作動原理ですが、アルコールや水銀の温度計は・・・ご存知ですよね。

測温抵抗体は、温度変化により抵抗値が変化するものです。

そのため使用時、つまり通電してやると、温度変化が抵抗値の変動となって現れます。

熱電対は、2つの異なる金属を接合させると電圧が生じるという現象(ジーベック効果といいます)を応用したものです。

この現象では、温度変化がある場合、生じる電圧が増減します。

これらが原理の概要ですので、さらに深く掘り下げてみてください。

 

用途例ですが・・・

それぞれの温度計・センサーの特性を理解したうえで、どのような箇所に使うのが適しているのかを考えてみてください。

またそれとは逆に、現在機器類各部にしようしている温度計やセンサー類は上記4つのうちどれであるかを調べ、その箇所はどのような条件下となっているかを考えれば、温度計・センサーの特性もわかってきます。

 

熱電対において『2つの異なる金属を接合』ですが、この部分にはプラチナといった高価な金属を使用しています。

こういった高価な金属類は温度変化に対して敏感に反応するため、より精度がよいセンサーとなるからです。

とはいえ、温度感知部としてごく少量の高価な金属類を使い、それ以外の部分はニクロム線を使う・・・といった方法は、精度がガタ落ちとなります。

ですので、高価な金属類を使用する部分は多い方が精度はよいのですが、奈何せん高価になります。

そこで温度感知部には高価な金属類を使用し、それ以外には酷似した特性を持つ、比較的安価な金属を使用する場合が多いようです。

『酷似した特性を持つ比較的安価な金属』のことを、補償導線といいます。

ここ、重要ですよ。

 

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